腰ばかり頑張っていませんか?股関節と体幹から考える身体づくり
ピラティスを始めるきっかけでよく耳にするのが「腰痛」です。
腰痛には、筋力や姿勢だけでなく、運動習慣や睡眠、ストレスなど、さまざまな要素が関係しています。
今回は、腰と一緒に動く「股関節」に注目し、腰との関係や日常生活で意識したい身体の使い方についてお伝えします。
腰痛にお悩みの方にとって、身体を見つめ直すささやかなヒントになれば幸いです。
腰の負担に、股関節の動きも関係している?
股関節は、上半身と下半身をつなぎ、歩く、立ち上がる、しゃがむといった日常の動作に関わる関節です。
股関節の動きが小さくなると、その分を腰が補いやすくなります。
例えば、床の物を拾うとき、股関節と膝を曲げてお尻を後ろへ引くと、身体全体を使って動けます。一方、股関節をあまり使わず、腰から身体を折り曲げると、腰まわりに負担が偏りやすくなります。
こうした動きは、椅子から立ち上がるときや、荷物を持ち上げるときにも表れます。
そのため、腰だけに目を向けるのではなく、股関節まわりを動かしやすい状態に整えることが大切です。
次の章では、股関節の動きに関わる太もも裏の筋肉をゆっくり伸ばし、身体を動かしやすくするストレッチをご紹介します。
動かしやすい股関節へ「太もも裏ストレッチ」
太ももの裏側にあるハムストリングスは、骨盤や股関節の動きに関わる大きな筋肉です。 股関節まわりを動かしやすくするために、無理のない範囲でゆっくり伸ばしてみましょう。
- 椅子に浅めに座り、片脚を前へ伸ばします
- かかとを床につけ、つま先を天井へ向けます
- 背筋を伸ばしたまま、股関節から上半身を前へ傾けます
- 太ももの裏側が心地よく伸びる位置で、ゆっくり呼吸します
- 反対側も同じように行います
上半身を深く倒すことよりも、背中を丸めず、脚の付け根から身体を傾けることがポイントです。
立ったままできる簡単なストレッチも、Instagramの動画でご紹介しています。 日々の身体を整える習慣として、取り入れてみてください。
※ストレッチ中に痛みや強い違和感がある場合は、無理をせず中止してください。
動きやすい身体を支える、体幹の力
腰への負担を考えるうえでは、股関節の柔軟性だけでなく、骨盤や体幹を安定させる力も大切です。
体幹が安定しないまま身体を動かすと、腰が反ったり上半身が傾いたりして、腰まわりに負担が偏りやすくなります。 一方、身体の中心が安定すると、腰だけに頼りすぎず、全身を使って姿勢を保ちやすくなります。
ピラティスでは、股関節の柔軟性を高めるだけでなく、呼吸に合わせて体幹を意識しながら、全身を動かしていきます。
腰だけでなく、股関節や身体全体の動きも整えていくことが、心地よく動ける身体につながります。
心地よく動ける身体づくりには、運動だけでなく、日々の食事や栄養も関わっています。 栄養と姿勢の関係についてご紹介しているこちらの記事も、ぜひあわせてご覧ください。
身体全体を整えて、軽やかに動ける毎日へ
MINORI PILATESでは、お一人おひとりの身体の状態やお悩みに寄り添いながら、より心地よく動ける身体づくりをサポートしています。
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